2005年12月07日

乾燥肌に入浴剤

 冬になると、乾燥肌の人は、脚や腕が白く粉を吹いたようになります。この白い粉の正体、それは「角質」と言います。

 本来、角質層は、肌の表面で水分を保つ役割をしています。その角質層の働きを支えている成分は角質層の上を覆う「皮脂」、角質層の中にある「細胞間脂質」、角質細胞で水分を保つ「NMF(天然保湿因子)」の3つです。

 ところが、冬の乾燥期には、これらの成分が失われやすくなるのです。そのために、特に乾燥肌の人は、皮膚からどんどんと水分が蒸発して、角質がボロボロと落ちてくるのです。

 そんな乾燥肌の人にお勧めなのが、油分や保湿成分を配合した入浴剤。油分が、皮脂や細胞間脂質に代わって水分の蒸発を防ぎ、保湿成分が、NMFに代わって肌に潤いを与えてくれます。具体的には、皮脂に近い「スクワラン」、細胞間脂質に似た成分の「セラミド」、NMFのひとつで米発酵エキスなどに含まれる「アミノ酸」や「尿素」を含んだ入浴剤が効果的。

 入浴中は、角質層にお風呂のお湯が入り込んで潤いが増すと同時に、保湿成分も角質に浸透。さらに油分が含まれていれば、肌の表面に膜を作って水分を保持してくれるというしくみです。

 セラミド成分とユーカリエキス配合の入浴剤を使い、アトピー性皮膚炎患者15人を対象にした実験では、4週間後に角質の水分量が2倍に増えたという結果も得られています。

 ただし、乾燥肌の人でも背中にニキビが多い人は、油分入りを使うと悪化する可能性があるので注意が必要。そうでなくても、自分の肌に合わない入浴剤を使うと、皮膚がかぶれる恐れがあります。特に刺激性の高いものは、少量から試すようにしてください。
posted by 極楽とんぼ at 06:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 入浴法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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香り重視の入浴剤
Excerpt: (過去記事一覧はこちら) こんばんは、ゆりこです{/hiyo_eye/} まだまだ続く入浴剤話・・・{/ase/}ここで、「くわしく書くと長くなるので」と 書いていた”長く”の意味がようやくお分かり..
Weblog: リッツファン番外編/ゆりこの日常
Tracked: 2005-12-07 19:42
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